
企業理念
私たちは「振れのない軸」を基本理念に、いつの時代でも、どこの国でも、必要とされる内面研削盤を作り続けます
ご挨拶

この度の新型コロナウイルス感染症に罹患された方とご家族・関係者の皆様に謹んでお見舞い申し上げます。また、医療機関や行政機関の方々など、感染拡大防止に日々ご尽力されている皆様に深く感謝申し上げます。
さて、入野機工株式会社は、2020年3月23日、日本のモノづくりを支えた山田工機株式会社のすべての事業を譲り受け、創業70年、累積販売台数3,000台超の内面研削盤メーカーの歴史と技能を継承致しました。私たちは山田工機で築き上げた、世界に誇れる高精度・高耐久な汎用内面研削盤の基本設計を尊重・維持し、更なる品質向上を追求して参ります。
現在、日本は少子高齢化に伴う労働力人口の減少により、日本のモノづくり産業の根幹を担う技術の継承が重要な課題になっています。当社ではモノづくりに興味のある地元の若者や留学生を積極的に採用しております。そして、熟練工から若手への直接指導、全体会議での知識の可視化や情報の共有化を行い、熟練技能者の技術やノウハウを次世代へ継承する取り組みを行っています。
私たちは、モノづくりに携わるものとして「振れのない軸」のような、しっかりとしたこころの軸、考えの軸を持つように心がけています。いかなる状況においても、問題解決に向けた行動や取り組みに、しなやかで強く、ぶれることのない軸のイメージを大切にし、人材育成を進めております。そして、いつの時代でも、どこの国でも、必要とされる内面研削盤を作り続けます。
これからの日本は従来と異なる状況に対応していかなければならない、そして、工作機械メーカーとして、当社も的確な判断と柔軟な行動が求められると考えております。長年、山田工機の内面研削盤をご愛用頂いている皆様と共に、また、精密加工要請に応える新規お取引様と共に、この時代の局面を乗り越えるよう、精一杯、努めて参ります。
何卒、宜しくお願い申し上げます。
2020年5月
入野機工株式会社
代表取締役 入野 紀子
入野紀子のプロフィール
- 1971年6月埼玉県川口市生まれ。
- 埼玉県立浦和第一女子高校卒業後、1991年米国ミネソタ州のハムリン大学に留学する。
- 1996年に国際経営学専攻にて学士を取得した後、1998年に同州のセント・トーマス大学大学院にて経営学修士(MBA)を取得する。
- その後、米国監査法人プライスウォーターハウスクーパース ニューヨーク事務所に勤務する。
- 2001年11月に帰国した後、モルガン・スタンレー 証券株式会社、キャピタランド・ジャパン株式会社などの外資系を経て、
- 2013年3月に現在の入野コンサルティング株式会社を設立し、独立・開業する。
- 2016年より山田工機株式会社の事業再生を開始し、2017年に同社の取締役に就任。
- 2020年3月入野機工株式会社を設立し、汎用内面研削盤の存続のため、山田工機のすべての事業を譲り受ける。
会社概要
商号 | 入野機工株式会社 |
英語表記 | IRINOKIKO Co., Ltd. |
設立 | 2020年3月16日 |
資本金 | 1,000万円 |
代表取締役 | 入野 紀子 |
取締役 | 菅井 由美子 |
取締役 | 岡部 志保 |
技術参謀役 | 三橋 重昭 |
所在地 | [本社] 332-0004 埼玉県川口市領家2-4-16 [工場] 239-0836 神奈川県横須賀市内川1-3-23 TEL.046-874-7444 FAX.046-874-7911 |
事業内容 | 内面研削盤、スピンドルの製造・販売・修繕 |
取引銀行 | 瀧野川信用金庫 弥平支店 横浜銀行 北久里浜支店 |
決算期 | 12月31日 |
ホームページ | irinokiko.jp |



組織図

職人好みの操作性、選ばれ続ける汎用内面研削盤~5つの特徴~
- 真円度は0.3~0.4μm以内の超高精度
- 高精度・高耐久性の主軸・砥石軸
- 半自動・全自動制御の汎用機
- 様々な生産性に応える充実したオプション
- 主軸テーブルが-15°から+35°の間で最大50°旋回可能(*オプション対応)